GWが明けると、急に春から夏に変わったような天気が続いていますね。
皆様、体調を崩されないようお気を付けください。
当社は、このホームページのタイトルにあります通り、東京・大阪にて経理代行サービスの提供を行っております。
そして、このコラムをお読みになっている皆様は、会社の経理を外部に委託するか等、何らかの形で経理代行に興味を持たれていらっしゃる方でしょう。
今回のコラムは、「国内ビジネスのアウトソーシング市場」についてお話したいと思います。
1.BPOとは?
ビジネスのアウトソーシングのことを、「BPO」といいます。
この「BPO」とは、「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略です。
企業運営上の業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託することを指します。
具体的には、企業内部の管理部門で行われていた、総務、人事、経理に関連する、給与計算、データの入出力(インプット・アウトプット)や、処理などの業務を中心に外部に委託するようなケースのことです。
2.国内ビジネスのアウトソーシング市場の動向
2017年4月12日に、IDC Japan株式会社より、国内BPOサービス市場予測が発表されました。
発表された予測内容は、下記の通りです。
- 2015年の国内BPOサービス市場規模は前年比4.5%増の6,692億円
- 2015年~2020年の年間平均成長率は3.4%、2020年市場規模は7,903億円と予測
- 今後は人材不足への対策、ITの活用、トップダウンによるコンサルティングが重要
そして、財務/経理市場に関しては、以下のような解説がなされていました。
「財務/経理BPOサービス市場は、サービスの利用が比較的早くから進んでいたことから既に需要が一巡しているとみられ、そのため安定してはいるものの、成長率は低くなっています。しかし近年、人手不足などを背景としてRPA(Robotic Process Automation)による自動化導入の動きが始まっており、その前段階としてのプロセス標準化コンサルティングと合わせて今後の成長を握る鍵になるとみています。」
(参照元:国内ビジネスプロセスアウトソーシング市場予測、2016年~2020年)
3.BPOサービスを提供する側の課題
当社が皆様に提供する経理代行サービスもBPOです。
経理代行サービスを提供する会社は、たくさんあります。
企業様が、BPOを利用する大きな目的の一つに、コスト削減と生産性向上があるでしょう。
そのため、サービスコストが優先され、単純に低コストで業務を委託できる先を探す傾向もあるかと思います。
しかしながら、上記のBPO市場の動向でもお話ししましたように、今後の経理代行サービスは、単なる「業務代行」というサービスでは足りません。
企業様とともに業務プロセスを変革し、競争力の高い組織となる下地を構築するという、価値ある業務の提供が重要になってきます。
そのため、経理代行の会社を選ぶ際、その点も考慮し、じっくりと選ばれてください。
なお、当社の経理代行サービスは、弊社は専門家である税理士が運営しております。
厳しいチェック体制のもと、品質はもちろん効率的に業務を行えるシステムを確立しております。