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こんにちは、代表で税理士の古殿哲士です。
ガールズバーやボーイズバーなど、現金商売のお店にはどうしても税務署の目が向きやすいのが事実です。
1.税務調査はなぜ来るのか?
税務調査が来る理由は様々ですが、端的に言えば「税金を正しく納めていない可能性がある」と税務署が判断したからです。
急に利益が増えていたり、逆に赤字が一気に膨らんでいたり、連絡がつかない等、税務署はいろいろな可能性に基づいて税務調査を行っています。
裏を返せば、税務調査が来たらすぐに逮捕されるということでもありません。
もし税務調査が来ても、やましいことがなければきちんと税務署員の指示に従いましょう。
2.税務調査で指摘されやすいポイント
では、実際の税務調査ではどのような部分を指摘されるのかを解説していきます。
・売上が少なすぎる
お店の利益とは<売上―費用>で計算できます。
つまり、売上が少ないということは利益が少ないということであり、利益が少ないと支払うべき税金の額も少なくなります。
このため、売上が少ないと実際の売上よりも、少なく見せかけているのではないかと指摘されやすくなっています。
仮に意図的に少なく見せかけていた場合には脱税行為に当たりますので、絶対に行ってはなりません。
実際に税務調査が入った場合、店の金庫にある現金や、通帳、帳簿だけでなく、売上伝票やメニュー表等細かなところまで確認されることがあります。
特筆すべきは、おしぼりの数にまでチェックが入るところです。これはガールズバーやボーイズバー、キャバクラ等ナイト業態のお店ならではの理由で、
<おしぼりの数=おおよその客数>と考えられるため、使用済みのおしぼりの数に対して客数や売上が少な過ぎると疑いの目が強くなります。
・人件費が高すぎる
人件費(費用)が高いということも、上で示した通り利益が少ないということに直結します。
さらに、人件費は比較的簡単に水増しして見せかけることができてしまうため、指摘されやすくなっています。
実際に税務調査が入った場合、タイムカードだけでなく、従業員の履歴書等も確認されることがあります。
最近ではガールズバーやボーイズバーのようなナイト業態ではないものの、近い業態となっているメイド喫茶やコンセプトカフェも税務調査の対象となりやすいようです。
この他にも税務調査で指摘されやすいポイントは沢山あります。
弊社では経験豊富な税理士が税務調査についてアドバイスを行っております。
突然の税務調査にも対応できるノウハウがありますので、
税務調査でお困りの方は東京・大阪経理代行へお気軽にお問い合わせください。
親切・丁寧に対応させていただきます。